「JT65」オフバンドで関東総通が異例の警告

JT65は狭帯域データ区分で運用を

 デジタル文字通信「JT65」で外国局のCQに応答する際、日
本国内の周波数使用区別を逸脱(オフバンド)するケースが発生し
ています。
 関東総合通信局は三浦電波監視センター(神奈川県三浦市)のH
F帯監視の結果から海外交信の中心周波数である1.838MHZ、
3.576MHZなどでの送信はオフバンドになることから、「違
反局に対して適切な措置を講じていく」と異例の注意喚起を行って
います。
http://www.soumu.go.jp/soutsu/kanto/info/27/1015uk.html
 外国では合法でも日本では違法の場合があります。国内で運用す
るアマチュア局は、日本の電波法を守る義務があります。みなさん、
バンドプランを順守しましょう。
【JT65が運用されている周波数】※すべてUSB
◇1.838MHz(受信のみ。送信不可)
◇3.576MHz(受信のみ。送信不可)
◇7.039MHz
◇7.076MHz(外国のアマチュア局とのデータ通信の場合可)
◇10.139MHz
◇10.147MHz
◇14.076MHz
◇18.102MHz
◇18.106MHz
◇21.076MHz
◇24.0920MHz
◇28.076MHz
◇50.300MHz~51.000MHz
※最新のバンドプランを確認してください。
http://www.jarl.org/Japanese/A_Shiryo/A-3_Band_Plan/bandplan20150105.pdf